CONCEPT TAILORのこだわり 装いは、思想と生き方を纏うもの。
KUNISHIMA CONCEP TAILORは、
尾州で最も古い毛織物会社「KUNISHIMA」の直営テーラーです。

尾州の工場で長年培われた技術と、美しい羊毛の個性を活かしたファブリック。私たちが信じる生地の素晴らしさを、ぜひ手に取ってお確かめください。

お客様の好みは、こだわればこだわるほど確かなものになります。
好きな色や柄は、長く身につけるほどに“その方らしさ”として定着します。
私たちはその想いを大切にしながらも、新しい可能性を探していきます。

なかなか変えられない“好き”を尊重しながら、
シーン別・イメージ別に新しい提案を重ねます。
いつもの自分とは少し違う自分を見つける楽しさ――
人に褒められた瞬間の喜びを、装いの変化で感じていただけるはずです。
変化に喜びを。
国島の生地

国島の製品はトラディショナルです。紳士服における「トラディショナル」とは、流行に左右されない普遍的なスタイルを指します。
特に英国の紳士文化に根ざした装いがベースとなっており、品格・機能性・歴史性を重視したファッション哲学が込められています。国島のトラディショナルもまた、文化的な文脈を踏まえつつ時代に合ったスタイルを表現するため、肉厚で張りのある生地作りを追及しています。

国島は機屋としての立場から、良いスーツを生地で支えたい、と思っています。スーツの仕立てでひとりひとりの個性を表現するために、最も大切なのはディティールではなくシルエットだと考えています。
良いスーツ生地は、モデリストの意図を忠実に実現する肉感と張り感で美しいシルエットを作ります。縫製工程で素直に縫える伸縮性をもち、身体に馴染み、人の動きに柔軟に応えてくれます。
色柄は無地を基本とし、光沢を抑えた深みある色使いとふくよかな風合いを目指し、あからさまな自己主張を避け、穏やかでありながら洗練された上品なスタイルを良しとしています。
BISHU JOURNAL オーダースーツを支える、尾州のものづくり
私たちが大切にしている生地の背景には、 日本最大の毛織産地「尾州」の存在があります。 この土地の歴史や技術を知ることは、 より深くスーツを味わうことにつながると信じています。
尾州とは
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技術の集積地
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価値を伝える
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THE MAKING OF FABRIC 生地が生まれるまで
スーツ生地ができるまでには、いくつかの重要な工程があります。
一般的な流れは以下の通りです。
01 1. 原料の選定
スーツ生地の主な素材はウールです。高級スーツには、カシミヤやシルクが混紡されることもあります。
02 2. 紡績(糸を作る)
原料を加工して糸を作ります。ウールの場合、羊毛を洗浄・梳毛し、細い糸に紡ぎます。
03 3. 染色(糸を染める)
紡績された糸を色落ちしないように企画にあった色に染色します。柄を作るときはこの染色の色がとても重要になります。
04 4. 織布(生地を織る)
紡績された糸を織機で織り、生地を作ります。織り方には「平織り」「綾織り」「朱子織り」などがあり、それぞれ風合いや耐久性が異なります。
05 5. 仕上げ加工
織り上がった生地に、柔らかさや光沢を出すための加工を施します。例えば、防シワ加工や撥水加工が行われることもあります。
06 6. 補修と検品
生地の補修と検品が自社の保証の証であります。
生地の加工方法によって着心地も、仕立て映えも変わります。
お客様のご要望を伺って、生地選びのお手伝いをさせていただきます。